そんなわけで(前回参照)落とし穴を探し始める。 トラップをわざわざ探すというものおかしな話であるが・・・・・・
探し始めてしばし、例のごとく見つからない。 「なぜないんだぁーーー!!」 精神も崩壊し始める。 「これはトイボのみんなにヘルプを求めるか・・・・・・」 そう思い、キーボードに手を伸ばしかけて・・・・・・ 「いかんいかん!そんなんだからLはトイボで最弱だとか言われるんだ!こんなクエスト、一人でクリアできなくてどうする!!」 必死でキーボードに手を伸ばした腕を叩く。
「こうなったら、特攻あるのみ!!」 再び宝物庫の扉の前へとやってきた。 決死の覚悟で突撃をかける!! ぎぃ・・・・・・ 「あ、開いたw」 門番はいるものの、扉は開くw 「まぎらわしいんじゃゃぁぁあ!!扉開くんなら始めから門番置くなぁ!!」 しかも、その門番が「立ち去れ!」とか言うもんだから・・・・・・ すっかりだまされたLであった・・・・・・
とにかく、愚痴をこぼしながらも中に入る。 中にはヤグードが一匹。 おそるおそる声をかけてみる。 「あ、あのう・・・・・・」 「何ギャ?」 「!!(ビクッ)あ、の・・・・・・本を返して欲しいんですけど・・・・・・」 「本!?ああ、この本ギャ?」 「あ、そうです」 「かえすギャねえ・・・・・・獣人銀貨と交換ならいいギャよ」 「獣人銀貨ですか?」 「そうギャ。そのへんのヤグードが落とすギャ」 「はい・・・・・・分かりました。持ってきます」 そう言って宝物庫を出る。 「ふん!初対面だから敬語を使ってればいい気になりやがって!お前なんか怖くないんだからな!!」 聞こえないところで悪態をついたりする。
・・・・・・1時間後・・・・・・ サポシーフにしてなかったことを星の数ほど後悔しながら、なんとか獣人銀貨を手に入れる。 でも仲間の持ってる銀貨を奪って持って来いって・・・・・・あいつ、ヤグード内での異端児か? などと考えながら宝物庫へ。 ヤグードに銀貨を渡す。 「あ、あのう・・・・・・これ、銀貨なんですけど・・・・・・」 「おお!!これギャ!よし、本を返してやるギャ!」 そうして本を返してもらった俺。 とりあえず、目的のものは手に入れた。 こんなところは早くおさらばしよう。 と、思ったが、宝物庫の奥になにやら袋を発見する。 「これは?忘れていたが、食料袋?・・・・・・ついでに持って帰ってやるか」 俺は食料袋を鷲づかみにすると、駆け足でギデアスから逃げ出した。
二つのクエストを同時にこなしてしまった。 まあ、俺くらい日ごろの行いがいいとこれくらいはあって当然である。 これからも日々精進していきましょうw
(注 ヤグードは「ギャ」とは鳴きません・・・・・・たぶんねw) Red > ヤグには詩人もいるくらいだから・・・意外と美声なのかもしれんぞw つーかヤグ詩人ムカつく!雑魚ヤグが強くなって困るんじゃー!(>_<)
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