緊急特別企画!

そんなわけで(!?)永遠に書かれることはないと思われていた

幻の超大作、「逆襲のコウ」ついに全世界同時大公開!!

読む前に
なんか、夏コミのカタログ見てたら自分も何かしたくなって
お手軽な文章ネタに走ることになりました(^^;

スーパーロボット大戦F完結編で実際に起こったバグ技を基本としたストーリーです。

お暇な方はどうぞ。

スーパーロボット大戦 〜 if 〜
    
    「逆襲のコウ」



前回までのあらすじ
ゼクスとトレーズの自爆に不運にも巻き込まれたコウ・ウラキ。
だがしかし、彼はGP-03デンドロビウムに乗っていたため、事なきを得た・・・
ハズであった。

しかし、二機が自爆した後の爆煙が晴れ、姿を現したのはコウのステイメンではなく
自爆したはずのガンダムエピオンだった!
ネエル・アーガマに通信が入る。
「こちらコウ・ウラキ少尉・・・」
「無事なのか!?ウラキ少尉!?」

驚くクルーにコウは更に驚くべき事を告げる。
「僕にもどうなったのか分かりませんが・・・
 どうやらガンダムエピオンに乗ってるみたいなんです・・・」

しばらくの沈黙。そしてブライトはこう告げる。

「その機体、動かせるんだな・・・? ウラキ少尉、細かいことは気にするな、
  行けっ!!」

かくして何故かエピオンに乗り込むことになったコウ!
これまで受けた「使えねー」の評判を覆すことが出来るか!?
果たしてエピオンのゼロシステムはコウにどんな未来を見せるのか!?

(注)
前回掲示板にカキコしたときの「コウがエピオンに乗った」ってのは本当のことで、
それを小説風に書き込んだのですが、今回の続編(?)は完璧に創作です。
こんな事言わなくても分かるでしょうが、一応念のため、と言うことで

逆襲のコウ

コウ 「凄いことになってきたぞ・・・。まさかエピオンに乗ることになるなんて・・・
     何よりこの機体、武器が近接戦用しかないからな。
    {MS乗りのくせに格闘と射撃が同数値ってのはどういうことだ!?}
    なんて文句もうけないで済む・・・
    よし!やるぞ!見ててくれよ、ニナ!!」  

宇宙を自在に翔るエピオン。どうやら操作系統はアナハイム製のMSと大差ないらしい。
歴戦の強者達が集っているロンド=ベルにおいては目立たない存在であっても
元来の秘めたる素質は高いコウである。
エピオンの操作系に完全になれるのも時間の問題であった。

コウ「スゴイぞ・・・この機体・・・。反応値もアムロさんのνガンダムや
   クワトロ大尉のサザビーにも負けてない!
   何より装甲が段違いだ!いける・・・これならいけるぞ!」 

まさしく漆黒の闇を切り裂く刃のごとくフルスロットルで敵集団に突っ込むコウ。
ヒートロッドがまずはAI仕様のジ・Oを捕らえる。
そのジ・Oが爆煙に包まれたとき、エピオンはすでに次の獲物に斬りかかっていた。
尾を引くバーニアの蒼い光が流星を思わせる、それほどの高速で戦場を翔るコウ。

コウ「見える・・・見えるぞ!私にも敵の動きが!
   なんてシャアの真似事したくなるくらい敵の動きがよく見える・・・
   そうか、これがアムロさん達が良く言ってる「見える!」とか「そこっ!」
   ってな感覚なのか・・・。
   よぅし・・・このまま一気にやってやる!負けられないんだ!
   みんなは下がってて! 一気にケリを付ける!  
   おっとそうだ。せっかくだから昔アムロさんがやったみたいに落とした敵の数を
   数を数えながらやってみよう。
   まず一つ! ・・・二つ!! 三つ・・・!! いけっ・・・よし! 四つ・・・!!
   あとはお前だけだ!シロッコ!!!」  

瞬く間に4体のジ・Oを切り裂くヒートロッド。原作と寸分違わぬ強さである。

エピオンに搭載されたゼロシステムが見せる未来は
コウにニュータイプ並みの能力を備えさせたかに見えた。

しかし・・・

ありとあらゆる可能性をパイロットに見せるシステム、ゼロシステム。
システムの見せる多様な可能性はパイロットに強大な力を与えるが
そのシステムが見せる未来によってかつてカトルもヒイロも自我を失いかけた
危険な諸刃の剣。

そのシステムが今、牙をむいてコウに襲いかかった

コウ「!? な・・・何だ!? この映像は・・・!? う・・・うわああああああっ!!
    やめろ・・・やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

ゼロシステムがコウに見せた一つの未来の可能性・・・それは・・・


シロッコ「ば・・・ばかなっ! このヴァルシオンが・・・っ! 墜ちる!? 
      オールドタイプごときに墜とされるのか!? この私がっ・・・!!」    

閃光と爆煙が交錯し、宇宙の塵と化すヴァルシオン。

コウ「やった・・・!やったぞ!見ててくれたかい!? ニナ!ニナ!!」  

ニナ「ええ、もちろん見てたわ・・・。エピオンで嬉しそうに活躍するあなたの姿・・・」

コウ「(え・・・?なんだ・・・?なんか機嫌悪いぞ・・・)
    ど、どうしたのさ、ニナ?何怒ってるんだよ」 

ニナ「私のガンダムより、エピオンの方が高性能だもんね・・・
    私のガンダムがなくなっちゃったけど、仕方ないわよね・・・」 

コウ「(!? し、しまった! ヤバイ・・・どうしよう・・・)
   二、ニナ・・・なくなったものはまた作ればいいじゃないか。な!?」

ニナ「!?
    あなたにとってはただのロボットでも、私にとってはただのロボットじゃないのよ!
    作り直せばいいって、そんな問題じゃないのよ!!」

コウ「(ちょ・・・ちょっと待てよ、何だこのシリアスな展開は!? このページにこんな事
    書いてていいのか!?)」 

ニナ「何とか言いなさいよ!コウ!」

コウ「あ・・・ご、ごめん・・・ ニナの気持ちも考えないで一人ではしゃいで・・・」

ニナ「謝る事なんて誰だって出来るじゃない!」

コウ「ゴメン・・・」

ニナ「ゴメンゴメンって!シンジ君じゃあるまいし!
    男だったら態度で示して欲しいわね」 

コウ「(・・・な、なんかキレまくってるな・・・)」

コウとニナのこのやりとりを物陰でたまたま耳に入れてしまった不幸な人物が一人・・・ 

???「僕は・・・僕は、やっぱりいらない人間なんだ!僕なんて必要ないんだ!!」

心に大きな傷を負うことになった少年。しかし、それはまた別の物語である・・・

コウ「・・・わかったよ。どうすればいい?どうすれば許してくれるんだい?」

ニナ「人参食べて」

コウ「は?」

ニナ「この、みかん箱いっぱいに入った人参を全部平らげたら許して上げる。
    調理方法は問わないわ」 

コウ「ぐっ・・・こ、これ全部・・・?」

ニナ「全部」

コウ「・・・・・」

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     ・
     ・
     ・
     ・

コウ「!?」

コクピットの中でふと我に返るコウ。
その姿に先ほどまでの威勢は微塵も感じられなかった。
額には玉のような汗を浮かび上がらせ、呼吸は荒い。

コウ「・・・はあっはあっはあっ・・・な、なんだ今の映像は・・・
    恐ろしい映像だった・・・」

アムロ「コウ!何呆けてるんだ! 前を見ろ! ヴァルシオンが来るぞ!」

コウ「!! しまった! う、うわぁぁ!」

ヴァルシオンのクロスマッシャーがエピオンを捕らえる!
ヴァルシオンのものはリューネのヴァルシオーネのそれとは違い、
破壊力は段違いである。
さしものエピオンの装甲でも無傷でいられるはずがなかった。

シロッコ「ふははは!! 所詮はオールドタイプ! 
      オールドタイプごときがこの私に勝つことなどできんのだ!」

コウ「しまった・・・! システムダウンか!? くそっ、ここまでか・・・」

コウが死を覚悟したその時、コウの脳裏に聞き覚えのある声が響いた。
それはゼロシステムの見せる幻影なのか、それとも別の何かなのか・・・

???「諦めるな!諦めたら何もかも終わりだぞ!!」 

コウ「・・・この声・・・アムロさん・・・?」

???「俺達には守るべき女(ひと)がいるじゃないか!」

コウ「? ニナのことか・・・?」

???「目を覚ませ! 瞬! ○テナを守れるのは俺達しかいないんだ!
   今こそセブンセンシズに目覚めるとき! 小宇宙を最大まで燃やすんだ!」 

コウ「小宇宙? ア○ナ・・・?何言ってるんだよ。星○・・・
    ・・・って、なんだ!? ○矢!? 誰だそれ!?何でそんな名前が・・・!?」

???「さあ、立ち上がれ、瞬!お前の力はこんなものじゃないはずだ!」

コウ「うう・・・頭が・・・痛い・・・ 俺は・・・誰なんだ・・・? 俺・・・? 僕・・・?
   僕は・・・」

コウ?「!! 分かったよ星矢!僕は負けない!負けられないんだ!
     アテ○を守るためにも!燃えろ!僕の小宇宙!! はぁぁぁぁ・・・・」

コウが気力を高めるとエピオンの周りからピンクのオーラのようなものが立ちこめた

コウ「いけえっ!ネビュラストリーム!!」

すさまじい気流の渦が大蛇のようにヴァルシオンにまとわりつく。
完全にヴァルシオンの自由を奪い、更に気流は機体を強く締め付ける

シロッコ「な・・・何だこの力は!? 
      くっ、しかし、この程度ではヴァルシオンは墜とせんよ!」

気流の鎖を強引に断ち切ろうとするヴァルシオン。
しかしそれは容易なことではなかった

コウ?「まだだ・・・もっと燃えろ!僕の小宇宙・・・・!!」

シロッコ「な・・・何だこのプレッシャーは!?」    

コウ?「気流よ・・・もっと激しく、もっと強く! 目覚めよセブンセンシズ!!
     ネビュラ・・・ストーーーム!!」

瞬間、エピオンの背後にアンドロメダ星雲が表れたかに見えた

シロッコ「な・・・う・・・うああああああああっ!!!!!!」 

気流の流れは怒濤の勢いとなり、まさしく嵐へと姿を変える。
切り裂く真空の刃になす術がないヴァルシオン

シロッコ「何故だ!?何故宇宙で気流の乱れなどが起きるのだ!!そんなハズは・・・!」

豹馬「・・・コンバトラーが超電磁竜巻使えるんだから問題ないだろ。気にすんなよ」

シロッコ「フッ・・・そうか・・・そういうものか・・・確かにそうかもしれんな・・・」

そして我に返るコウ

コウ「・・・!? あ、あれ・・・今俺何してたんだ・・・? 
   シロッコのクロスマッシャーを食らって・・・
   気が遠くなってく中で誰かの声を聞いて・・・・」

シロッコ「だが、まだだ・・まだおわらん! 
      私に抜かりはない!こんな時のために用意しておいた最終兵器!」

コウ「なに!?」

シロッコ「ふっ・・・ 悪の最終兵器・・・それ即ち、敗北怪人大復活攻撃!
      行けっ!クローンドレイク!クローンジャミトフ!クローンポセイダル!
      クローンゼゼーナン!クローンシャピロ!その他諸々!!」 

次々と復活を遂げるかつての強敵達がコウの前に立ちはだかる。
アッという間に周りを取り囲まれるコウ

コウ「甘いぞ!シロッコ! ラストバトルで復活してくる怪人は弱いのが
    この業界のお約束!! 少しくらい壊れてたって、エピオンならいけるっ!!」  
 
刹那。瞬間。電光石火。あらゆる「速さ」を表す形容詞でも役不足と思われる速さで
クローンを倒すコウ。鬼神のごとき強さとはまさにこのことだろう。    

シロッコ「くくくく。やるな。なら、これでどうだっ!きさまは絶対にこいつには勝てん!」 

そして現れたのは・・・

豹馬「な・・・何だぁ!? オレアナじゃないか!? 何でまたあんなヤツを・・・」

オレアナ?「オッス。オラ悟○!」

コウ「!? な・・・何だこの血のうずきは! 体中の血が燃えたぎる・・・!!
    うわああっ!身体が・・・身体が熱いっ!!」

コウ?「う・・・うおおおおおおっ!カカ○ットーーーーーーー!!」

オレアナ?「ベジ○ターーーーーーーっ!!」

ドカッ!(蹴り) バキっ!(パンチ) ドンっ!(エネルギー波) グアッ!(迫る音)
フッ・・・(消えて避ける) シャッ!!(それを追う) 
バババッ!(ドモンと師匠が出会ったときにやってた組み手みたいなヤツ)

オレアナ?「おめえ、つええなぁ・・・。オラわくわくしてきたぞ」

コウ?「ふっ、そんなセリフすぐに吐けなくしてやるぜ!」

ついに始まったサ○ヤ人最強戦士、ベ○ータとの戦い!悟○は地球を守れるのか!
次回「地球育ちのサイ○人」
(ページ下、当たった試しがない次回予告)

いつでも馬鹿なことばっかり考えてる先生の小説が読めるのはジャン・・・
じゃなかったTOY BOXだけ!(ページ端の宣伝用スペースを再現)
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コウ「・・・はっ、ここはどこだ!?確かエピオンとトールギスの自爆に巻き込まれて・・・
   ステイメンとは違うみたいだ・・・
   外部モニタで自分の機体を映してみるか」

外部モニターが映し出した機体は、紛れもなく先ほど自爆したはずの
ガンダムエピオンであった。驚くコウ   

コウ「!? なんだ!?ガンダムエピオン!? 何でこんな事に・・・
    ステイメンはどうなったんだ・・・?    
    とりあえず、報告はしとこう。 
    ネエル・アーガマ、聞こえますか?こちらコウ・ウラキ少尉です・・・」

To be continued 「The revenge of Kou」

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お粗末様でした。最後までおつきあい下さいましてありがとうございますm(_ _)m