愛と独断と偏見と・・・? TOYBOXゲームレビュー |
オレの熱きレビューを聞けぇ! ってな方のレビュー大募集! メールにて1、ソフト名 2,メーカー 3,価格 4,ハード を書いて下記まで 投稿するぜ! 注:涙なしでは語れないクソゲー投稿も歓迎ですが、 あまりにひどい文体(見る人の気分を害するような) 投稿は掲載しかねる場合があります。 ご了承ください
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クールにいこうぜ!真・・・じゃないって(自分ツッコミ)
PSソフト 「COOL
BOARDERS2-Killing Session」
(ウェッブシステム・¥5800) レビュアー:青葉シゲルさん
人間ってやつはわがままなもので、孤独な時には誰かの愛情を、
愛情に包まれている時には自由な孤独を、求めてしまったりするものだな。
だから、この太陽とビーチの季節に、雪とゲレンデの世界に想いをめぐらせてしまうのも、
単なる俺のわがままなのかもしれない・・・・・
自らデザインしたボードを久々に手に取る・・・・行くか・・・・また、今年も・・・・
思えば、去年の夏、そんなわがままが連れてった白い世界で、俺は奴と出会った。
誰よりも、速く。・・・・雪煙をあげながら、俺は風になっていた。
最高にクールな気分だった。
しかし・・・・・
ワンメイクコンテストの会場で奴と出会った。誰よりも華麗なトリックを決める男YAGGI。
720°、コークスクリューなんかを派手に決めてくる奴は、トリックの魔術師か・・・
白い冷たい世界の中で、俺の心だけが熱く昂ぶるのがわかった。
”あいつに、勝ちたい・・・・”
管理人注:某ストリートファイターの追っかけ女子高生を思い出したのは僕だけか?
いつもどこか醒めていた俺にとっては、初めての感情だった・・・・
そういえば、近く大規模な大会が開催されるらしい・・・・・・・
そして、大会が近づく・・・・・
トリックに関しちゃ、悔しいが奴にはかなわない・・・・が、いくら俺の滑りでも、
スタートタイムに差がつきすぎては、巻き返せない。
俺は密かに、トリックをみがくことにした・・・・・
しかし、速さにかけては誰にも負けない俺も、こっちはさっぱりだった・・・・
不様だったろうな・・・・・・
IRINのような小娘にまで馬鹿にされる始末だ・・・・・
”だが、俺は奴に勝つ!”
その気持ちだけが俺を支えるすべてだった。
大会は進んだ・・・・
なんとか、引き離されない程度に食い下がりつつ、最終日をむかえた。
奴とのポイント差を考えるとここはトップを狙うしかなかった。
しかも、ここは最終コースにふさわしい難所であり、
スタートでついてしまった差をうめることはかなり難しい・・・・
つまり、トリックでポイントを稼ぐことが必須ということだ。
「フェイキー・トゥ・コークスクリュー・・・」
まだ、完璧にものにしたとはいえなかったが、勝負にでるしかなかった・・・・・・・・
奴との勝負は引き分けに終わった・・・・そして、優勝は俺でも奴でもなかった・・・・・
最終戦で、見事に俺たちをかわして優勝したのはBOSSと呼ばれる男だった・・・・
表彰台で、YAGGIがBOSSに何か言いたそうだったが、グラサンの向こうの表情は読み取れなかった・・・・
今年こそ、YAGGIに勝つ!そしてBOSSにも!俺が一番イケてるって証に!
俺は、PSにセットするため、久しぶりにそのディスクを取り出した・・・・・
ちょうど1年前の夏に発売されたスノーボードを扱ったゲーム。
スノボと言えば、いくつかソフト化されている(ZAP等)が、
ゲームとしての出来は本作が一番であろう。
PSベストにも入ってる”COOL BOARDERS”の続編。
主な変更は、1.対戦ができる。2.キャラが増えた。3.ハーフパイプ等、
各種モードの充実。
一応、レースゲームに分類されるが、ただ単に速いだけではダメで、
いかにカッコいいトリックをきめるかもポイントであるあたり、
ボードならではの世界である。
メインとなるSNOWBOARDING CONBINEDモードは、
基本的には一連のレースシリーズだが、
スタート前のワンメイクジャンプでのトリックを、クールにきめることができなければ、
かなりスタートが遅れることになる。
(対戦モードでも、速さだけでなく、決めたトリックのポイントも勝敗にからむ。)
トリックだけを競うモードもあり、むしろ、やり込めばこっちにはまるかもしれない。
また、キャラもなかなか個性的で、”キャラがたっている”
(使用できるキャラが、ちょっと少ない気はするが・・・・)ため、感情移入もしやすい。
しかし、何より、プレイ感覚が秀逸。
それは、スピード感であり、ある種のちょっとしたリアリティであり、
トリックのカッコよさであり、あるいは、谷底への恐怖感であり、
そして、”滑る気持ちよさ”である。
ただ単に、速さやトリックを意識せず気楽に滑らせてるだけでも楽しめるゲームである。
何でも、こいつをプレイして本当にスノボをやりたくなった人も多いそうな・・・・・
(攻略本なんかでも、実際のスノボスポットの紹介をしてるものもある)
強いて言えば、ちょっとロード時間の長さが気になるが、
PSなので仕方ないかも知れない。
ともかく、最近のような暑い日でも、ふと白銀の世界に連れてってくれるソフトである。
ただし、勝負に燃えすぎると熱くなるかもしれないが・・・・(笑)
P.S.オリジナルボードのデザインもはまる!あと、裏技で・・・・・
爽快感 ★★★★★
操作性 ★★★★1/2
キャラ ★★★★
難易度 苦手な人にはちょっとつらい?
クール度 最高!
総合評価
95グルメ(つーか、”好きなゲーム5本選べ”っていわれたら入る)
From管理人
レビューは青葉シゲルさんでした。いつもいつもありがとうございますm(_
_)m
僕もこれ、1はやったことあります。結構極めましたよ。
同じ下宿の友人と暇さえあれば一晩中やってましたから。
まあ、もうすっかり忘れてますが(^^;
このレビュー見てて思い出したんですが、今年はナムコのリッジが出ますね!
リッジレーサーType4!やはり1・2・3で出るんでしょうねぇ・・・
うーん、楽しみ!
第2弾!
一回目クリア記念速攻レビューだ! これはギャルゲーじゃない!!
PSソフト「マール王国の人形姫」(日本一ソフトウェア¥5800)
ちょっとネタバレ含みます レビュアー:管理人
祝!マール発売&クリア!!
さあ、TOYBOXレビュー始まって以来の超速攻レビュー!いってみよう!
このゲーム、キャラクターデザインや画面写真を見ても分かるとおり
絵本チックな世界観を持ったRPGです。
日本一ソフトウェアも「メルヘンチックRPG」と詠ってますしね。
「昔々、マール王国のオレンジ村と言うところに1人の女の子が住んでいました。
女の子の名前はコルネット。コルネットには人形とお話しできるという不思議な力がありました・・・」
こんな語り口で語られるのがまさにぴったりくるゲームです。
ただ、最近刊行されて話題を呼んだ「本当は残酷なグリム童話」の様に
きれい事だけでは済まされない事もあります。
「コルネットと人形達は悪い竜を倒して村人達に感謝されました」
多くの場合、絵本ならこのように「物語の一つの側面」が語られるのみでしょう。
しかし、その裏側はどうなのか? 村人には恐れられていた「悪い」竜は本当に
悪い竜だったのか・・・??(注:最終ボスが竜と言うわけではありませんよ)
ほのぼのとした童話調のストーリー展開。
ただ、ほのぼのチックだけじゃない、もう一つの側面も物語に組み込んでいるところに驚きました。
(ちと大げさか?(苦笑))
劇中、「おいおい・・ホントかよ!?」と思わせられる場面もあります。
何とかならないのかと試行錯誤してもどうにもならない、
避けられない悲しい場面もあります。
ただ、そうした全ての出来事を乗り越え、王子様を助けたコルネットのセリフ、
そして王子様のセリフは胸にくるものが。
「私だけが幸せになんてなれない。私はここに来るまでに多くの人や人形達を不幸にしてきてしまった」
コルネットのこのセリフに対する王子様のセリフがまたいいんですよ。
陳腐な、使いまわされたセリフかも知れません。
でも、ここではこれ以外の答えは考えられない。そんなセリフです。
・・・と、ここまでは良い面を話してきましたが、悪い面も残念ながらあります。
まず最大の欠点はダンジョンパターンの少なさでしょう。
どこに行ってもダンジョンは同じオブジェクトで色が違うだけ。
これにはかなり閉口してしまいます。
新しいダンジョンを探検している感覚が全く得られません。
常に見たことあるダンジョンを探検させられることになるわけです。
「RPGつくーる」で作ったようなダンジョンというとわかりやすいかも(^-^;
あとは戦闘がウザくなると言う意見を聞きますが僕はそんなことなかったです。
固定メンツでずっと戦闘しているとそういったことも起きてくると思いますが
仲間にできるモンスターはかなりいますし、人形だって結構多く仲間になります。
そういったメンツを平均的に使っていこうとすればそれなりに楽しめると思いますよ。
お陰でコルネットは常に他の仲間の倍近いレベルがありましたが(^-^;
あとはシステム画面で戦闘パーティに入れていない仲間の魔法が使えないと言うのは少し面倒でした。
悪い点はこれくらいかな。
セーブ・ロードも結構早いし、ゲーム中のアクセスは全く感じないし、
なにげに技術的にも結構凄いんじゃないかと思います。
レスポンスがいいのって重要ですよね。
これくらいレスポンス良ければ「ス○パ○ヒ○ロ○○○」も買うんだけどな(^-^;
ダンジョンは慣れちゃえば平気だし(笑)
戦闘は工夫次第でマンネリからは抜けられるし(それでも多少はだるくなりますが
それはどのRPGでも同じ事でしょう?)
悪い点もそんなに目くじら立てて言うほどのことじゃないです。
ストーリー良し、サウンド良し、ミュージカルイベントもこれまた良し!
個人的に、この冬一番のアタリのような気がします。
いや、個人的ベストRPG5本指に入りますね。
こんど改めてランク付けしてみよう(笑)
こういった味つけのRPGが今までなかったこともあって
新鮮な気持ちでプレイできたということも大きいでしょう。
「やるドラ」ならぬ「やる絵本」か!?(笑)
あ、それから結構隠し要素が多いみたいで、さんざん寄り道しまくったハズなのに
仲間にしていない人形、起こしていないイベント、ちょっとした分岐(?)
の様なモノもあり、純粋にRPGとしての出来も上級です。
キャラクターがいいねえ度-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ストーリーがいいねえ度-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ダンジョンパターンがもっと欲しかったね度-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
マリーのアトリエみたいにマイナーチェンジ版をだしてくれー!
人形の種類増やしてモンスターじじいの預かり数を無限にして
イベントちょっと増やしてくれればいいから!!是非!度(なげえよ)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
シャルテ萌え度(いや、一応こう言うのもやっておかないと(^-^;)-☆☆☆☆☆
総合評価 200!(やりすぎか・・・??(^-^;)
久々の管理人レビュー!思い入れレビュー第3弾!
英雄伝説へのアンチテーゼを投げかけるPSRPG珠玉の名作!!
PSソフト WILD ARMS 2nd IGNISION
(SCEI ¥6800)
レビュアー:管理人
ロト伝説。
言わずと知れた国民的超大作RPGドラゴンクエストの初期シリーズ三部作です。
ドラクエ1の主人公は、伝説の勇者「ロト」の末裔。世界を混乱に陥れんとする竜王を
倒す為に冒険に度立ち、そして世界に平和を取り戻します。
そして続編の2の舞台はドラクエ1から100年後の未来。
1で竜王を倒した英雄の末裔は再び世界を襲う危機に立ち向かい、見事これを撃退します。
ロト完結編の3では、主人公はかの伝説のロト自身。
ドラクエ1,2でその背を追いつづけてきた英雄の戦いの軌跡を見せた物語。
エンディングで初めて明かされるその事実に、当時小学生だったくせに感動した覚えがあります。ドラクエ3は大好きで、それこそ5,6回はプレイしました。
RPGの代名詞であるドラクエにあやかったのかどうかは分かりませんが
以後発売されるRPGの多くで「伝説の勇者の血を引く者が世界に平和をもたらす」
ストーリーは量産されました。別にそれが悪いとは言うつもりはありません。
要は面白ければ何だって良いんですから(笑)
ただ、ワイルドアームズ2(以下WA2)のように、英雄(または英雄の血)という存在を
真っ向から否定(?)している物語もそうは無いのではないかと思います。
SFCの「ロマンシングサガ2」では「7英雄」と呼ばれる英雄が実は英雄などではなく邪悪な存在だった、とかPCEの「天使の詩2」では天使が敵となりうる存在だったりとか、ある程度の奇をてらった作品はあったんですけどね。
話をWA2に戻します。
このゲームのキャラクターにどのように英雄と言う存在が響いているか?
主人公のアシュレー。彼は幼い頃から英雄に憧れています。
好きなもの「レッド全般」というのが全てを物語っているでしょう(笑)
ブラッド。彼は自身が英雄。「スレイハイムの英雄」と呼ばれた存在です。
「エレニアックの魔女っ子」とうたわれる、極めて優秀な姉をもつリルカ。
彼女にとっての身近だけど、遠い存在である姉こそが
リルカにとっての英雄と言えるのではないでしょうか
その命と引き換えに世界を救う力を持つ少年ティム。
彼自身、英雄となり得る存在でしょう。
そして、「伝説の英雄・焔の災厄を退けし剣の聖女」の血を引く
シルエットアーム(義体)のカノン。
完全なネタバレになるのでここでは書きませんが、「英雄」に大きく関わってくる
アーヴィングとアルテイシア。
物語冒頭でアシュレーの幼なじみのマリナの台詞がこの話の主題と言えるかもしれません
「英雄なんて、ただの生贄じゃないッ!」
新部隊ARMSへの起用が決まり、浮かれるアシュレーに放つ台詞です。
そして物語中盤、アシュレーは伝説の剣の聖女アナスタシアとの接触を果たします。
そこで知る彼女の苦悩。彼女の思い。
「私は、世界を守ろうとかそんなことを考えてアガートラームを振るったわけじゃない。
私が守りたかったのは、私の好きな日常。私はみんなが言うような英雄なんかじゃない」
英雄と言う代名詞に翻弄されるARMSメンバー。
しかし次第にそれぞれの「英雄」に訣別していきます。
「英雄とは何なのか?」
ストーリーは完全無欠に文句なし!
システムまわりも特に問題はありません。
エンカウントをキャンセルできるエンカウントキャンセルシステムによって、
快適なダンジョン探索も実現。バトルはオーソドックスなコマンドバトル。
ただ、フィールド上に初めから町などが見えていないので、それを自分で探さなければならない
サーチシステムには最初戸惑うかもしれません。
ダンジョンもパズル性が高いので、好みが分かれる所ですね。
でも、既に完全攻略本がでているので、ダンジョンのトラップで詰まる事は無いでしょう。
TOYBOXの攻略もあるし(笑)
とにかく、絶対のオススメ!!RPGが何かやりたいと思ったらこれやっとけ!!!
くらいの事は言えます。某大作8なんぞ、足元どころか足の爪にも及びません(謎)
敵作ったか・・?(^-^;
まぁいいや。自分勝手なレビューだし。ホントにそう思うし。
苦情メールは結構ですが言い合いするつもりは無いので返事は書きません(爆)
アンチ英雄伝説度-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
キャラクター生き生き度-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
システムの面白さ-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
戦闘バランス-☆☆☆☆☆☆☆☆☆
アナスタシア萌え萌え度-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(爆)
台詞回しがカッコイイ度-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ストーリー感動度-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
続編熱烈希望!!!度-☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
総合評価
:200